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現場ブログ
神戸市西区でモルタル外壁の庇を部分補修！モルタル打設工事の様子をご紹介

お疲れ様です✨
街の屋根やさん明石・神戸店です(#^^#)

今回は神戸市西区で行ったモルタル打設工事の様子をご紹介いたします。

こちらの現場はモルタル外壁で、庇部分のモルタルに大きなクラックがあり、一部剥がれてしまっている箇所がありました。
モルタルを打設して補修工事を行いました。

工事の様子をご紹介いたします✨

モルタルって？

💡モルタルとは

モルタルとは、セメント・砂・水を混ぜ合わせて作られた建築材料です。
モルタルで塗られた外壁をモルタル壁（モルタル外壁）と言います。
外壁以外にも、レンガやタイルなどの下地や接着などで使われることもあります。
昔（1960～1990年ごろ）はモルタル外壁のお家がほとんどでした。

🔹 モルタル壁の特徴

✅ デザインの自由度が高い：コテで模様をつけたり、さまざまな仕上げが可能です。
✅ 強度が高く、耐火性に優れている：モルタルは火に強く、建物の防火対策としても有効です。
✅ つなぎ目がなくシーリング不要：つなぎ目がないため、コーキングのメンテナンスが不要です。

🔹 モルタル壁のデメリット

⚠️ ひび割れが起きやすい：乾燥や地震の揺れなどでクラックが入りやすいです。
⚠️ 汚れがつきやすい：表面がざらざらしているため、汚れやコケ・カビが付着しやすいです。

今回の補修箇所

今回の現場はモルタル外壁で、庇部分ににクラック（ひび割れ）がありました。

💡クラックとは・・・外壁にあるひび割れのことです（写真をご参照ください）

クラックから一部が欠けたように剥がれてしまっていたため、モルタルの打設をすることとなりました。

小さなクラックだけでしたら、塗料やシーリング材のみで補修することができます。

しかし、

✅大きいクラック
✅欠け
✅剥がれ
✅浮き

のような、塗装やシーリングだけでは対処しきれないダメージには、モルタルの部分補修などが必要になってきます。

今回は庇の部分のみモルタルを打設して部分修理していきます！🔨

ルーフィングを貼っていきます

それでは施工工程をご紹介していきます。

まずは、剥がれが起きていた箇所のモルタル壁を撤去します。

その上から、防水シート（ルーフィング）を貼ります。（黒いシートのものです）

ラス網を設置していきます

防水シートの上からラス網を設置します。

💡ラス網とは

ラス網とは、モルタルを塗る前の下地として使われる金網のことです。
モルタルが剥がれ落ちるのを防ぎ、密着性や強度を高める役割を果たしています。
また、モルタルの乾燥によるひび割れも防いでくれます。
モルタルには水分やアルカリ成分が含まれているため、これに対応できるように亜鉛メッキ鋼板で作られたラス網が一般的に使用されています。

今回は複雑な形をした箇所の施工ですが、職人の技術力によりしっかりと壁面にそってラス網を配置しています。
適切にラス網が配置されることにより、後に塗るモルタルの耐久性が上がります。