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現場ブログ
神戸市西区での中古一戸建て購入に伴う老朽化の懸念に対するお見積り依頼

こんにちは(#^.^#)
街の屋根やさん明石・神戸店です。

寒いので白い息がでています。

本日の現地調査の場所は神戸市西区です。

お客様は最近家をご購入されたらしく
「雨漏れなどはしていないのですが
老朽化が気になったので」
とお見積り依頼をかけてくださりました。

お見積り依頼をして頂きありがとうございます！！

では、早速現地調査を行っていきますよ!(^^)!

遠くからは煙突がある三角屋根の素敵な外観です。

不具合がないか早速屋根の上に上がらせて頂きます。

この建物の屋根には、「カラーベスト」の屋根材が使用されています。

「カラーベスト」は、セメントとケイ石を主な原料とし、繊維で補強された特殊な屋根材です。
一般的には「コロニアル」や「スレート瓦」として知られ、
その豊富なデザインと軽量性から、
現在の一戸建て住宅において非常に人気のある屋根材の一つです。

カラーベストのスレート屋根は防水機能が備わっていません。
初めは塗膜により防水加工がなされていますが、
経年により塗膜が剥がれ落ち、
屋根自体が湿気を吸収しやすくなります。

屋根に登ってすぐに感じたのが
表面の塗膜が剥がれ、色褪せが目立っていました。
長年にわたり屋根材が紫外線や雨や風などの自然の要因にさらされ、
経年により劣化が明らかです。
地域の立地条件や気候、
そして今までに行われた屋根修理など、
スレート屋根の寿命に影響を与えていますね。

屋根の棟板金は、「ガルバリウム鋼板」として知られる、
錆びに強い金属素材で構成されています。
しかし、経年劣化などにより、板金もまた劣化が進み、防水性が低下します。
この結果、色あせや錆の発生が見られるようになります。
傷がつくとそこから錆びが拡がる傾向があります。
錆を放置すると、徐々に広がり、板金が脆くなり、
最終的には穴が開くこともあります。
さらに、錆汁も発生し、これがサビ汁となって外部に排出されます。
サビ汁が付着すると、その取り扱いが非常に難しくなり、自力での除去が困難になります。

こちらの板金も色褪せが目立ち
ところどころ錆が発生していました。
そして落ちにくい錆汁もできています。

古い屋根の剥離が進んでいたため、新しい屋根材を上から被せるカバー工法をご提案いたしました。
この手法は非常に効率的で経済的な方法であり、古い屋根を剥がす手間や大きな費用を削減することが可能です。

この手法により、本格的な葺き替えと同様の美しさが実現でき、
見た目は新築時のカラーベスト屋根に匹敵します。
利用可能な製品によっては、重厚で堂々とした印象や洗練されたデザインが選べ、
しかも低価格で工事期間も短縮され、そのために人気を集めています。
ごみやホコリの発生も最小限に抑えられるため、工事中も快適さを保つことが期待できますよ。

カバー工法を適用する際、各材質には異なる特性やデザインがあり、それぞれの選択が価格に影響を与えます。
お客様が求める将来の生活スタイル、ご予算などを丁寧にお伺いし、
それに基づいて予算内で最適なお見積もりを提案させていただきます。

「街の屋根やさん明石・神戸店」にお気軽にご相談下さい😊

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