こんにちは！街の屋根やさん明石・神戸店です。

前回、明石市で雹被害に遭われたお客様宅の現地調査と対応についてご報告いたします。
特に、ダメージの大きかった樋と波板は迅速に対応させていただき、交換作業を完了しました。

また、経年劣化が進んでいた屋根や外壁も、塗装工事もご提案させていただいております。

本日は高圧洗浄作業の模様をご紹介いたします！

【前回のブログはこちら☟】
明石市で現地調査！雹害で穴があいた樋を交換し、劣化した外壁モルタル材や屋根モニエル瓦の塗装を提案しました

高圧洗浄とは💡

屋根や外壁の塗装前に洗浄が必要な理由

屋根や外壁には長年の間に藻や苔、ホコリ、古い塗膜、チョーキング（塗膜の粉化）などの汚れが蓄積します。

これらを取り除かずに塗装をしてしまうと、塗料がしっかりと密着せず、
すぐに剥がれたり、耐久性が低下する可能性があります。

そのため、高圧洗浄を使用して屋根や外壁の表面を徹底的に清掃し、
塗料の密着性を向上させ、塗膜の寿命を延ばすことが重要です。

高圧洗浄の方法と種類

高圧洗浄は手洗いでは難しい頑固な汚れを効果的に取り除くために使用されます。
専門業者が使用する高圧洗浄機は、家庭用のものよりも強力で、
屋根や外壁にこびりついた藻や苔、旧塗膜などをしっかりと洗い落とします。

高圧洗浄には、以下のような種類があります。

💡通常タイプ: 扇状や円錐状に水を噴射し、広範囲にわたって効率的に汚れを落とします。

💡トルネードタイプ: ノズルが回転しながら水を噴射し、より強力な洗浄力を発揮します。
                            特に頑固な汚れや古い塗膜の除去に効果的です。

💡バイオ洗浄タイプ: 事前にバイオ液を散布し、汚れを浮き上がらせてから高圧洗浄します。
                            頑固な汚れを落とすのに適しており、洗浄後は藻や苔が発生しにくくなる効果もあります。

屋根や外壁に高圧洗浄を行う際の注意点

屋根や外壁の耐久性への影響: 高圧洗浄は削り落とす力があるため、劣化した屋根や外壁材に使うと基材が露出し、耐久性を低下させる可能性があります。

破損リスク: 老朽化した屋根材は割れやすく、特に劣化が進んだ屋根では割れが発生する場合があります。場合によっては、塗装よりも葺き替えやカバー工法が適していることもあります。

雨漏りのリスク: 劣化したルーフィングシートの上に大量の水をかけると雨漏りが発生する可能性があるため、既に屋根からの雨漏りが発生している場合は塗装ではなく、屋根の葺き替えをお勧め致します。

アスベスト飛散のリスク: 2004年以前のコロニアル屋根材にはアスベストが含まれている場合があり、高圧洗浄によって飛散する恐れがあるためみ、注意が必要です。

窓やドアの開閉に注意: 高圧洗浄中は窓やドアを開けられません。強い水圧が窓やドアを開けてしまう可能性もあるため、閉めるだけでなく全て施錠しておく必要があります。

洗浄後の乾燥: 洗浄後、次の工程に進む前には、屋根をしっかりと乾燥させることが重要です。濡れた状態で塗装を行うと、塗料の密着が悪くなり、施工不良の原因になります。

洗浄にかかる費用

高圧洗浄には業者への依頼費用がかかります。

一般的に、洗浄面積と単価（150～250円/㎡）で費用が決まります。
自宅の水道を使用する場合、1日の作業で水道代は1000～2000円程度です。
ホースよりも高圧洗浄機の方が使用水量が少なく効率的です。

屋根の高圧洗浄は専門業者に依頼すべき理由

高圧洗浄は安全性や技術が必要な作業です。

屋根の上で水を扱う作業は滑りやすく、非常に危険です。
また、知識がないまま行うと漏水などのリスクもあるため、
プロに依頼することをおすすめします。

屋根・軒天・外壁の高圧洗浄で新たな輝き

まとめ

高圧洗浄は、屋根塗装の品質を大きく左右する重要な工程です。

塗装前の洗浄から下地処理まで、私たちは丁寧かつ確実な作業を徹底しています。

お客様に安心してご依頼いただけるよう、
作業内容は丁寧にご説明し、無理なご提案はいたしません。

🌸ご相談やお悩みは、街の屋根やさん明石・神戸店へ🌸