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兵庫県明石市、日本瓦に割れやヒビが入っています。補修方法と瓦の日本瓦のメンテナンスについて

こんにちは😊
街の屋根屋さん明石・神戸店です。
いつもブログをご覧頂きありがとうございます！！

今回は兵庫県明石市のM様より日本瓦の調査のご依頼を受けまして早速向かいました。
なぜ、瓦にひびや割れがあるのかM様が気づかれたのかと言うと、別業者さんに樋の掃除を依頼された際に
指摘を受けたそうです。

では早速見てみましょう。

屋根の全景

M様邸の屋根の全景をドローンにて撮影しました。
この写真を見る限りでは、白い何かが落ちている感じが見えるのみですね。

このドローン写真でも同じく向かって左側の屋根に白い何かが落ちている感じです。

このドローン写真では恐らく「ラバーロック工法」を行っている様に見えます。

実際に屋根に昇って点検を行いました。

まずは日本瓦の左側面と左下の一部に「ラバーロック工法」が施されているのが分かります。

※「ラバーロック工法」とは日本瓦のメンテナンスにおいて、瓦のズレや割れを防止するための手法です。
この工法では、シリコンシーリング材等を用いて瓦同士をしっかり固定し、風や雨による影響を軽減します。
その結果、屋根の耐久性が向上し、長期間にわたって美観を保つことができます。
また、施工が簡単でコストパフォーマンスも良いため、特にリフォーム時におすすめの工法です。

写真中央部付近を見ると白色のそのシリコンシーリング材が劣化の為か瓦の動きに耐えられなかったのか外れてしまっています。

こちらは、日本瓦のひび割れ部に過去に補修をしたが、また割れた部分が動いてひび割れている写真です。

左の写真手前左から２枚目の瓦と、右の写真真ん中付近と２枚微細なひび割れがありました。
これらも、日々の動きなどで、次第に大きなひび割れになります。

こちらも、以前に補修をした部分のひび割れが顔を覗かしています。
全体的に「ラバーロック工法」のシリコンシーリング材の剥落も目立っていますね。

日本瓦の耐久性とメンテナンスの必要性について

日本瓦の耐久年数

一般的に、日本瓦の耐久年数は約30年から50年とされています。
しかし、適切なメンテナンスを行うことで、この耐久年数をさらに延ばすことが可能です。
瓦自体は粘土や陶器で作られており、雨や風、日光に対して優れた耐性を持っています。
ただし、瓦の耐久性は環境要因や施工方法、使用材料に大きく影響されるため、一概に一律の年数を示すことは難しいのが実情です。

メンテナンスの必要性

瓦は非常に耐久性がありますが、時間の経過と共にさまざまな問題が発生することがあります。
以下に、主なメンテナンスが必要な理由を挙げます。

・割れや欠けの防止
瓦は物理的な衝撃や極端な気象条件によって割れたり欠けたりすることがあります。
特に、台風や豪雨、雪による影響が大きいです。
定期的に瓦を点検し、異常があれば早期に修理することで、さらなる損傷を防ぎます。

・ズレの修正
瓦は経年劣化や地震の影響でズレることがあります。
ズレた瓦は雨水が漏れやすくなるため、早期に修正が必要です。
適切に瓦を配置することで、雨漏りや屋根の内部への水の浸入を防げます。

結論
今回のメンテナンスとしてはお施主様ともご相談したうえで、ひびや割れた瓦のみを差し替えて新しい瓦に交換する事で耐久性の復旧と、雨漏れの不安を無くすご提案とする予定です。

日本瓦はその耐久性から非常に人気がありますが、長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが不可欠です。
適切な点検と修理を行うことで、瓦の耐久年数を最大限に引き出し、安心して長く住み続けることができます。
定期的に専門家に相談することもおすすめです。
これにより、最適なメンテナンスプランを見つけ、住宅の価値を保つことができると考えます。