明石市大久保町の雹被害にあったお宅の現場調査報告の続報！日陰部分の汚れが目立つモニエル瓦の屋根を調査
2024.11.15
街の屋根やさん明石・神戸店です！皆さんこんにちは！明石市大久保町の雹被害にあわれたお宅の現場調査の続きをご報告いたします！前回は穴の開いてしまった樋の現場調査報告でした。【前回のブログはこちらから👇】明石市大久保町で雹被害で樋に穴の空いたお宅から調査依頼！屋根・外壁の塗装も一緒に…
明石市築30年の洋瓦屋根を守る！苔除去からクラック補修、下塗りでしっかりメンテナンス
お客様からは「今まで一度も塗装をしたことがない」とお伺いしており、
実際に屋根を見てみると、長年蓄積した苔や汚れが目立つ状態でした。
防水効果も失われ、屋根全体が非常に脆弱な状態にまでなっていました。
こういった状態を放置すると、雨が降るたびに雨水が瓦の隙間に染み込む恐れがあり、
最悪の場合、雨漏りにつながることもあります。
お客様もこのリスクを気にされており、早めの補修と塗装が重要だと感じておられました。
クラックは屋根材が経年劣化によって割れてしまう現象で、
特に30年以上経った瓦屋根では発生しやすい症状です。
この工程により、次の塗装作業に進むための土台がしっかりと整えられます。
屋根の下塗りは、塗装工程においてとても重要なステップです。
下塗りの目的は、屋根材と上塗り塗料の密着を強化し、長期にわたる塗膜の耐久性を確保することにあります。
しっかりとした下塗りを行うことで、屋根が外部の環境に強くなり、上塗りの美しさも長く保たれるため、この工程を疎かにすることはできません。
下塗りに使用する塗料には、シーラー、プライマー、フィラーなどがあります。
シーラーは吸水性が高い屋根材に適し、浸透して内部を強化する効果があります。
一方で、プライマーは金属や新しい素材に使われ、強力な接着力を発揮します。
また、フィラーはひび割れや小さな傷を補修し、表面をなめらかに整えるために使用されます。
これらの下塗り材を適切に選び、屋根材に合った塗料を使うことが、塗装の仕上がりに影響を与えます。
乾燥が不十分だと下塗り塗料の効果が十分に発揮されず、塗膜の剥がれやすさにつながります。
下塗り塗料を均一に塗布する際には、厚さにムラがないように気をつけ、薄すぎず、厚すぎない適切な量を塗ることが求められます。
状況によっては、複数回の下塗りが必要となる場合もあり、この判断には経験と技術が欠かせません。
さらに、下塗りが乾燥するまでの時間をきちんと守ることも大切です。
乾燥時間を守らないと、上塗りの密着性が悪くなり、剥がれの原因になります。
また、施工の際には天候にも注意を払い、湿度が高い日や雨天時の作業は避け、できるだけ晴天の続く日を選ぶことが望ましいです。
そのため、下塗りは単なる「準備」としてではなく、屋根の耐久性や美観を左右する重要な工程だといえます。
しっかりとした下塗りによって、美しく耐久性の高い屋根塗装を実現するために、この工程を大切にしたいものです。
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