雹による被害と対応

現場を調査したところ、雹の影響で雨樋や波板に深刻なダメージが確認されました。
まずは、これらの修理を最優先で進めました。

その際、外壁や屋根の経年劣化も見受けられたため、お客様にご報告。
すると、「せっかくなのでこの機会に外壁と屋根の塗装もお願いしたい」とのご要望をいただき、補修作業と塗装を同時に進めることとなりました。

本日の工程は下塗りです。

下塗りってどんな作業？

外壁塗装の工程の中でも、下塗りはとても重要な役割を果たします。

この工程をしっかり行うことで、仕上がりや耐久性が大きく変わるんです。

「下塗りって何？」と思う方も多いかもしれませんが、簡単に言えば、塗料が外壁材にしっかり密着するための土台作りのようなものなんですよ。

下塗りの主な役割

接着力を高める
　外壁材と上塗り塗料をしっかり結びつけ、塗装が剥がれにくくなるようサポートします。
例えるなら、強力な接着剤のような役割ですね。
塗料の吸い込み防止
　外壁材が塗料を吸い込むのを防ぎ、均一で美しい仕上がりを実現します。
耐久性の向上
　上塗り塗料がしっかり機能するための基盤となり、塗膜の寿命を延ばします。

使用した下塗り材の特徴

今回の施工では、アステックペイントのエピテックフィラーAEⅡを使用しました。
この下塗り材には以下のような優れた特徴があります。

強力な付着力
　エポキシ樹脂の成分が、外壁材にしっかりと密着します。
　窯業系サイディングの初めての塗替えにも対応可能です。
柔軟性
　乾燥後に柔軟な塗膜を形成し、建物の動きや微細なひび割れ（ヘアークラック）に追従する性質があります。
下地調整機能
　厚みを持たせることで、外壁の凹凸やひび割れを滑らかに整えます。
　これにより、次の中塗りや上塗りがより均一に仕上がります。

下塗りが重要な理由

目には見えなくなる部分だからこそ、下塗りはしっかり行うべき工程なんです。
この作業を丁寧に行うことで、以下のような効果が期待できます。

塗装の剥がれ防止
塗膜の耐久性アップ
建物全体の寿命延長

下塗り後は、しっかりと乾燥時間を取ったうえで、中塗り・上塗りへと進みます。

まとめ

下塗りは、外壁塗装における「縁の下の力持ち」です。
適切な塗料を選び、丁寧に施工することで、住まいの外観や機能を長く守ることができます。

街の屋根やさん明石・神戸店では、お客様一人ひとりの住宅に最適な塗装プランをご提案しています。
「ちょっと相談してみたいな」という方も、どうぞお気軽にお問い合わせくださいね！

最後までお読みいただき、ありがとうございました！ ☺

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