画像引用元:https://www.nilim.go.jp/lab/hcg/yanegawara/kawara_kakubu.htm
日本の伝統的な瓦屋根にはさまざまな種類の瓦が使われており、それぞれが特有の役割を持っています。
特に屋根の構造を支え、雨水の排水をコントロールし、家屋を保護する重要な役割を果たしています。
写真のように部位ごとに様々な瓦が使われているのです。
場所ごとに使われる瓦の名称とその役割について以下から詳しく解説します。
冠瓦 とは、屋根の棟(むね)の最上部に設置される半円筒形の瓦 です。
屋根のてっぺんに取り付けることで、雨仕舞(あまじまい) の役割を果たし、棟部分からの雨水の侵入を防ぎます🚫
🔹 冠瓦の特徴と役割
✅ 棟部分の仕上げ:棟瓦の一番上に設置され、屋根のデザインを引き締めます
✅ 雨仕舞(あまじまい)の役割:棟部に重ねた「のし瓦」の上に設置し、雨が棟の内部に入り込むのを防ぎます☔
✅ 別名「雁振瓦(がんぶりがわら)」 とも呼ばれることがあり、形状によって以下のように分類されます
🔸 伏間瓦(ふすまがわら):平たいタイプ
🔸 冠瓦(かんむりがわら):円筒形や山形で背が高いタイプ
冠瓦は、屋根の棟を美しく仕上げながら、雨風から屋根を守る大切な役割を担っています 🏠
のし瓦 とは、屋根の棟(むね)部分に積み重ねて使用する平たい瓦 です。
棟瓦の下に何枚も重ねることで、雨水の浸入を防ぎ、屋根の強度を高める 役割を持っています。
🔹のし瓦の特徴と役割
✅ 水切り効果:屋根の棟部に重ねることで、雨水が棟内部に浸入するのを防ぎます☔
✅ 耐久性アップ:何枚も積み重ねることで、棟の高さを調節し、強度を高めます
✅ 意匠性も◎:シンプルな平瓦ですが、職人の技によって美しく積み上げられ、屋根のデザイン性も向上します
💡のし瓦+冠瓦の関係
のし瓦を数枚重ねた上に、一番上に「冠瓦(かんむりがわら)」を載せて仕上げる のが一般的な施工方法です🔨
🏡 のし瓦は、屋根の棟部分の強度を高め、雨風を防ぐために欠かせない重要な瓦なのです
鬼瓦(おにがわら) とは、屋根の端や棟の先端に設置される瓦の一種で、装飾性と防水・厄除けの役割 を持つ特別な瓦です🌟
🔹鬼瓦の主な役割
✅ 雨水の浸入を防ぐ:棟の端や屋根の接合部に取り付けることで、雨水が屋根内部に入り込むのを防ぎます☔
✅ 屋根の補強:棟部分の構造を強化し、瓦のズレや崩れを防ぐ役割を持っています
✅ 厄除け・魔除け:昔から、鬼瓦には邪気を払い、家を守る という意味が込められています👹
✅ 装飾性の高さ:鬼瓦にはさまざまなデザイン・種類があり、鬼の顔や雲の形や家紋などが代表的なデザインです
💡 鬼瓦の下には「またぎ巴(ともえ)」や「カエズまたぎ鬼」などの瓦が配置され、棟全体を美しく仕上げる工夫がされています✨
🏡 鬼瓦は屋根のシンボルであり、雨風を防ぐだけでなく、家を守るお守りのような存在なのです
巴瓦(ともえがわら) とは、軒先や棟部分に使われる装飾瓦 で、主に巴(ともえ)模様 が施された丸い形の瓦のことを指します✨
🔹 巴瓦の役割と特徴
✅ 雨仕舞:屋根の一番端や棟部分(鬼瓦の下)に設置し、雨水の侵入を防ぎます☔
✅ 装飾性:丸みのあるデザインが屋根の美観を向上させます
✅ 「魔除け」の巴紋がデザイン:巴模様は「水」を象徴し、火災除けの願いが込められています🔥
✅ 使う位置によって名称が変わる:棟の端に取り付ける「またぎ巴」など、配置によって異なる名称が使われることもあります
🏡 巴瓦は、実用性と美しさを兼ね備えた瓦であり、昔ながらの日本建築には欠かせない存在です
桟瓦(さんがわら) とは、瓦屋根で最も一般的に使われる波型の瓦 です✨
主に平部で使用されています。
🔹 桟瓦の特徴との役割
✅ 防水性の向上:雨水が屋根内部へ浸入するのを防ぐ☔
✅ 波型の形状 により、雨水をスムーズに流す💧
✅ 桟木(さんぎ)に引っ掛けて設置 するため、施工しやすく安定感がある
✅ 1枚単位で交換が可能 なため、メンテナンスがしやすい
✅ 瓦同士がをしっかり組み合わせ屋根全体をカバー し、美しい仕上がりに
🏠 桟瓦は、屋根そのもののような存在ですので、欠かせない基本の瓦です!
軒瓦 は 屋根の一番端(軒先)に使われる瓦 で、雨水をスムーズに雨樋へ流す役割を持っています✨
🔹 軒瓦の特徴と役割
✅ 排水機能:中央部分が少しくぼんでおり、ここを雨水や雪が通ることでスムーズに排水されます
✅ デザイン性:外から見えやすい部分なので、家紋や装飾が施されることも多いです
✅ 耐久性:風雨や紫外線にさらされる部分なので、丈夫な作りになっています!
🏠軒瓦は、屋根全体の美観と機能性を高める重要な役物(やくもの)の一つです✨
他の瓦との組み合わせで、さらに雨仕舞(あまじまい)が強化されます。
袖瓦 は、屋根の端や破風(はふ)部分に取り付ける瓦 で、雨水の浸入を防ぐ役割があります☔✨
🔹 袖瓦の特徴と役割
✅ 屋根の端を保護:特に切妻屋根(きりづまやね)の破風部分に使用され、雨風から屋根を守ります🚫
✅ 雨水の排水機能:雨水が屋根内部に入るのを防ぐため、少し外側に張り出した形状になっています
✅ サイズも様々:「大袖」・「小袖」といったサイズの違いがあります
✅ 左右の区別がある:🔸 左側に設置する「左袖瓦」
🔸 右側に設置する「右袖瓦」
✅「 けらば瓦」とも呼ばれます
🏡 袖瓦は、屋根の端を守りつつデザイン性も兼ね備えた重要な瓦 です
隅瓦 は、屋根の四隅(隅部分)に取り付ける瓦 で、雨仕舞を整えたり、屋根のデザインを引き締める役割を持っています🏠
🔹 隅瓦の特徴と役割
✅ 屋根の隅を保護:屋根の角部分は雨水が集中しやすいため、隅瓦を取り付けることで水の浸入を防ぎます💧
✅ 種類が豊富:
🔸 切隅(きりすみ) ・・・いくつかのパーツを組み合わせて施工するタイプ
🔸 廻隅(まわりすみ) ・・・一体型で作られているタイプ
✅ デザイン性:家の外観を美しく見せるために、模様や装飾が施されたものもあります
🏡 隅瓦は屋根の強度を保ち、美しさも演出する大切な瓦 です
屋根の瓦は、それぞれの場所に応じた機能を持ち、家を守る重要な役割を果たしています。
適切な瓦を使い分けることで、屋根の耐久性を高め、雨風や雪などの自然の影響から建物を守ることができます。
屋根の修理やリフォームを検討される際に、 これらの名称や特徴を知っておくと、
✅ 見積書の内容を理解しやすい
✅ 修理が必要な箇所を把握できる
✅ 業者とのやり取りがスムーズになる
といったメリットがあります💡
瓦屋根のメンテナンスや修理をお考えの方は、 ぜひ今回の内容を参考にしてみてください✨
それぞれの瓦の役割を理解し、適切な修理や交換を行うことが大切です!
屋根の点検や修理のご相談は、街の屋根やさん明石・神戸店へお気軽にどうぞ😊
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