シャッターボックスの塗装の重要性

シャッターボックスとは、シャッターを巻き取る部分を覆う長方形の箱です。
シャッター自体は防風・防雨・防犯・遮熱・遮光などの役割を果たしている一方で、
シャッターボックスも定期的なメンテナンスが必要です。

シャッターボックスの塗装が必要な理由

1. 美観の維持：
   外壁が綺麗に塗装されても、シャッターボックスが劣化していると外観の美しさが損なわれます。
   
   

2. 耐久性の向上：
   スチール製のシャッターボックスはサビが発生しやすいため、塗装でサビの進行を防ぐことができます。
   
   

3. 余計な出費を防ぐ：
   サビが進行すると穴が開き、補修費用がかさむことも。定期的な塗装でこうした出費を抑えることが可能です。

シャッターボックスの塗装工程

シャッターボックスの塗装は、次の手順で丁寧に進めていきます。

1. 足場の設置・養生
   足場を組み、周囲に塗料が飛び散らないようネットやシートでしっかりと養生します。
   
   

2. 高圧洗浄
   高圧洗浄機でシャッターボックスを洗浄し、汚れをしっかりと落とします。
   この工程を丁寧に行うことで、塗料の密着が良くなり、仕上がりも美しくなります。
   
   

3. 下地処理（ケレン作業）
   周囲をマスキングテープで養生した後、サンドペーパーやワイヤーブラシでサビや汚れをしっかりと除去します。
   この「ケレン作業」により、塗料の密着性が向上します。
   
   

4. 下塗り
   サビ止め効果のある下塗り材を塗布します。
   この工程が塗料の密着性を高め、サビの進行を防ぐ重要な役割を果たします。
   
   

5. 中塗り（上塗り1回目）・上塗り（上塗り2回目）
   下塗りが乾燥した後、中塗りと上塗りを行います。
   中塗りと上塗りの2回塗りで、均一な塗膜が形成され、耐久性が向上します。
   
   

中塗り（上塗り1回目）～上塗り（上塗り2回目）の工程

シャッターボックス 1回目塗装中

下塗りが終わった後の中塗り作業の様子です。
中塗りでは塗料を均一に塗り広げ、丁寧に仕上げていきます。

シャッターボックス 1回目塗装完了

1回目の塗装が完了し、しっかりと乾燥させています。
1回だけの塗装では塗料の吸い込みが止まらず、
色ムラが生じやすくなるため、2回塗ることが大切です。

シャッターボックス 2回目塗装中

続いて、上塗り2回目を塗装中です。
2度塗りを行うことで、塗膜の厚みが十分に確保され、
塗料の本来の性能を最大限に引き出すことができます。

シャッターボックス 2回目塗装完了

上塗り2回目が完了し、仕上げ作業も無事に終了しました。
塗装前と比べると、シャッターボックスが見違えるように美しくなり、耐久性も向上しています。

まとめ

シャッターボックスは外観の目立たない部分ですが、
劣化を放置すると建物全体の美観を損なう原因となります。

適切な塗装を施すことで、見た目の改善だけでなく、耐久性も大幅に向上させることができます。
外壁塗装をご検討の際は、シャッターボックスの塗装も一緒に行うことをおすすめします。

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