神戸市長田区にて、破損していた瓦の交換とラバーロック工法を行いました。
破損した瓦をそのまま放置していると、瓦の下にある屋根下地（野地板や防水シート今回は土や藁）が水にさらされてしまいます。
その結果、腐食やカビが発生してしまう恐れがあります。
これにより、屋根全体の強度が低下し、修理コストが大幅に増える原因となります。
また、（ひび割れた瞬間に雨漏りをするわけではありませんが）瓦から雨水が浸入しやすくなり、屋根裏や天井への雨漏りの進行が早まってしまいます。
ズレやひび割れた瓦は、風や雨、温度変化などによってさらに破損が進行する可能性があります。
これにより、ひび割れだけでなく瓦の剥がれや脱落が起こることもあります。
瓦が屋根の高さから落ちてきたら、大変危険です。
破損している瓦は、安全のためにも早めに補修処置を行うことをお勧めします。
ラバーロック工法とは、シリコンシーリング材などを使用して瓦同士をしっかりと接着し、瓦のズレやひび割れを防止する補修方法です。瓦を一体化させることで、風や雨の影響を受けにくくし、ダメージを最小限に抑えてくれるため、日本瓦のメンテナンスにおいて有効的な方法といえます。
この工法により屋根全体の耐久性が向上し、美しい外観を長く維持することが可能です。
さらに、施工が簡単でコストを抑えられるため、特にリフォームの際に簡易的で耐久性のある工法といえます。
ラバーロック工法について、こちらのブログもよろしければご参照ください👇
兵庫県明石市、日本瓦に割れやヒビが入っています。補修方法と瓦の日本瓦のメンテナンスについて
どの角度からみても違和感なくきれいになりました！
瓦のひび割れやズレを見つけたら、早めに専門業者に点検と修理を依頼することをおすすめします。
瓦の部分交換や防水工事など適切な処置を行えば、被害を最小限に抑えることができます。
初期段階で修理を行えば比較的安価で済む場合が多いですが、瓦のズレやひび割れを放置することで被害が拡大し、大規模な修理や改修が必要になる場合があります。
安心して大切なお住いに住み続けることができるよう、放置せず迅速にプロへ相談しましょう！
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