こんにちは【街の屋根やさん明石・神戸店】です。
毎日暑い日が続いてますね💦

神戸市垂水区にお住まいのお客様より、ネットから外壁のシーリングの劣化に関するご相談をいただきました。
お客様は以下のような症状でお悩みでした。

• 苔やカビが所々に発生している
• 水の弾きが悪くなっている気がする・表面に汚れが目立つ
• 部分的に色褪せがみられる

これらの症状は、外壁の劣化が進行しているサインです。
特にシーリングの劣化は、建物内部への水の侵入を防ぐために非常に重要な要素です。
シーリングが劣化すると、雨水が外壁の隙間から侵入し、建物の構造にダメージを与える可能性があります。

また、カビやコケが発生すると、美観を損なうだけでなく、健康にも影響を及ぼすことがあります。

お客様からのご相談に基づき、現地調査を行った結果、外壁塗装が必要であると判断しました。
特に、シーリングの劣化が進行しているため、早急な対応をさせて頂きました。
シーリングの施工事例

外壁塗装は、建物を保護し、美観を保つための重要なメンテナンスです。

外壁材は窯業系サイディングです。

サイディングとは、建物の外壁を覆うための板材のことで、窯業系、金属系、木質系、樹脂系などの種類があります。
これらの素材にはそれぞれ特性があり、例えば窯業系は耐久性が高く、金属系は軽量、木質系は自然な風合いが魅力です。


サイディングの塗装は、外壁の美観を保ち、保護するために必要です。塗装のタイミングは、外壁の劣化状況を見て判断します。

よく見られる劣化症状には、シーリング部分（コーキング）のひび割れ、カビや藻の発生、白っぽい粉が付着するチョーキング現象があります。
これらのサインを見逃さず、適切な時期に塗装を行うことで、建物の寿命を延ばし、美しさを保つことができます。

外壁塗装を行っていきます。

高圧洗浄

外壁塗装の第一歩は、高圧洗浄です。

この工程では、高圧の水を使って外壁の汚れ、コケ、カビ、ホコリなどをしっかりと洗い流します。
これにより、塗料がしっかりと密着しやすくなります。

また、目に見えない細かい汚れまで取り除くことで、
塗装の仕上がりが美しくなるだけでなく、塗装の耐久性も向上します。

下塗り

下塗りは、外壁塗装の工程の一つで、プライマーと呼ばれる下塗り専用の塗料を外壁に塗布する作業です。
外壁の下地と上塗り塗料をしっかりと密着させるために行われます。

下塗りは、塗装の仕上がりや耐久性に大きな影響を与える重要な工程であり、外壁を長持ちさせるための基礎となります。

下塗りの役割

密着力の向上

下塗り塗料は、外壁と上塗り塗料の密着を助ける役割があります。
これにより、塗料が剥がれにくくなり、長期間にわたり美しい仕上がりを保つことができます。

吸水性のコントロール

外壁素材によっては、塗料を吸い込みやすいものもあります。
下塗りを行うことで、外壁の吸水性をコントロールし、上塗り塗料が均一に広がるようにします。これにより、色ムラや仕上がりの不均一を防ぎます。

防錆・防腐効果

下塗り塗料には、防錆や防腐効果があるものもあり、金属部材や木材の劣化を防ぐことができます。
特に金属系サイディングには、錆びの発生を抑えるための防錆プライマーが使用されます。

外壁の保護

下塗りは外壁を外的要因から保護する役割も果たします。
これにより、紫外線や雨風から外壁を守り、建物の寿命を延ばす効果があります。

下塗りの種類と選び方

下塗り塗料は、使用する外壁素材や上塗り塗料に応じて選ぶ必要があります。主な下塗り塗料の種類には以下のようなものがあります

• シーラー

  • 主にコンクリートやモルタルなどの吸水性の高い素材に使用され、表面の吸収を抑えます。

• フィラー

  • ひび割れや凹凸を埋めるために使われる下塗り材で、平滑な仕上がりを実現します。

• プライマー

  • 金属部材に使用されることが多く、防錆効果があり、塗膜の密着性を高めます。

下塗り作業のポイント

• 均一に塗る

  • 下塗りはムラなく均一に塗ることが重要です。これにより、上塗り塗料の密着性が高まり、仕上がりが美しくなります。

• 乾燥時間の確認

  • 下塗り塗料はしっかりと乾燥させる必要があります。乾燥時間を守ることで、次の工程に影響を与えず、塗膜の耐久性を保つことができます。

• 適切な量を使用する

  • 必要以上に厚く塗ると乾燥に時間がかかり、薄すぎると効果が十分に発揮されません。適切な量を守ることが大切です。

下塗りは、外壁塗装の仕上がりと耐久性を左右する非常に重要な工程です。

適切な下塗り塗料を選び、丁寧に作業を行うことで、
美しい仕上がりと長期間の保護効果を得ることができます。


塗装を検討されている方は、ぜひ下塗りの重要性を理解して、
プロの業者に相談することをお勧めします😉

次のブログでは中塗りの作業をお伝えしていきます。

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