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カラーベストとは？特徴や劣化症状、メンテナンス方法を詳しく解説

こんにちは、街の屋根やさん明石・神戸店です。

本日は、カラーベストについて詳しくご説明してきます。

カラーベストは、戸建て住宅の屋根材として非常に人気の高い化粧スレートの一種です。
本来の正式名称は“スレート”や“化粧スレート”ですが、ケイミュー株式会社が製造・販売する“カラーベスト”シリーズが広く普及したことにより、一般的にカラーベストと呼ばれることが増えました。

この記事では、カラーベストの特徴や劣化の症状、適切なメンテナンス方法を徹底解説していきますね🌸

カラーベストの特徴とは？

カラーベストは、セメントと繊維質を混ぜ合わせ、厚さ約5mmに成形した屋根材です。

その特徴は以下のとおりです⇩

軽量性：カラーベストは非常に軽量で、家全体への負担を軽減できます。特に地震時には、揺れを抑え倒壊リスクを軽減する効果があります。
デザイン性の豊富さ：カラーベストはカラーバリエーションやデザインが豊富で、和風・洋風を問わずさまざまな住宅スタイルに対応可能です。
経済性：他の屋根材と比較して初期費用が安価であり、コストパフォーマンスの良さが魅力です。

これらの特性から、新築住宅やリフォームの際に採用されることが多い屋根材と言えます✨

カラーベストの種類と特徴

カラーベストにはさまざまなバリエーションがあり、それぞれに異なる魅力があります。

以下に代表的な製品を紹介しますね⇩

1. グラッサシリーズ

グラッサは、木目調や落ち着いたカラーが特徴的で、和洋どちらの住宅にもマッチするデザインが豊富です。
また、特殊な表面加工によって、美しい発色を長期間維持できます。

2. プレミアムグラッサ

高級感や重厚感を求める方におすすめのシリーズです。
石目調のデザインが多く、住宅全体をより上質な印象に仕上げます。

3. 遮熱グラッサ

遮熱性能に優れており、屋外の熱が室内に伝わりにくい構造になっています。
冷暖房効率を向上させることで、光熱費の削減にもつながります。

カラーベストの劣化症状と不良品の可能性

カラーベストは屋外で太陽光や雨風にさらされ続けるため、時間の経過とともに劣化が進行します。

以下に、よく見られる劣化症状を挙げます💦

劣化の症状

色褪せ：紫外線の影響で色が薄くなり、屋根全体が古びた印象になります。初期段階の劣化症状ですが、早めのメンテナンスが重要です。
塗膜の剥がれ：防水性が低下し、屋根材の内部に水が浸透しやすくなります。この状態を放置すると、雨漏りや構造躯体の劣化が進む可能性があります。
苔やカビの発生：屋根表面に湿気が溜まると苔やカビが発生し、見た目だけでなく耐久性にも影響を及ぼします。
ひび割れ：小さなひび割れが発生し、それが徐々に拡大することで、屋根全体の強度が低下します。

不良品の可能性

2004年以前に製造されたカラーベストにはアスベストが含まれている可能性があります。

アスベストは耐久性に優れた素材ですが、人体への健康被害が指摘され、現在は使用が禁止されています。
特に、アスベスト禁止直後の製品は強度が不十分で、劣化が早いケースがあります。

20年以上経過した屋根材を使用している場合は、専門業者に点検を依頼しましょう。