2025.07.25
明石市・神戸市を中心に、屋根修理や外装工事をおこなっております「街の屋根やさん明石・神戸店」です😊 皆さまのお住まいには「テラス屋根」はありますか?洗濯物干しやちょっとした雨除け、リビングの延長スペースとして大活躍してくれるテラスですが、実は定期的なメンテナンスが必要な場所でもあ…

「テラス屋根が日焼けで黄色く変色してしまって、空も見えない状態なんです。」
今回ご相談くださったのは、明石市にお住まいのお客様です。
洗濯物干しスペースや勝手口の雨除けとして大活躍のテラス屋根が、長年の紫外線に晒され、屋根材(ポリカーボネート板)が激しく劣化しているとのご相談でした。
現地を拝見すると、本来透明なはずの屋根材が濃い黄色に濁り、下から見上げても全く空が見えないほど、採光性が失われていました。
さらに、表面にはカビや苔、サビ汚れまで付着しており、美観だけでなく健康面への懸念もありました。
この深刻な劣化状況を解消し、再び明るく快適なテラス空間を取り戻していただくため、私たちは「テラス屋根のアクリル板(ポリカーボネート板)の全面交換」をご提案しました。
高耐候性・高透明度の新しいポリカーボネート板に入れ替えることで、採光効果と機能性を劇的に改善する工事です。
この施工事例では、お客様の長年のお悩みを解消し、まるで新築時のような明るい空間を取り戻すまでの全工程をご紹介します。





テラス屋根(テラス囲い)は、一戸建ての窓の外、ベランダや庭先に設置される屋根状の構造物のことを指します。
主な目的は、洗濯物を干すスペースを確保したり、ちょっとした雨除けや日除けとしてリビングの延長スペースを作ったりすることです。
このテラス屋根に使われる透明な板が「ポリカーボネート板」(ポリカ板と呼ばれています)です。
波板と呼ばれる波状のポリカ板もあり、テラス屋根の屋根材としてこの2つが現在主流となっています。
ポリカ板の特徴は以下の通りで、テラス屋根やベランダ屋根、サンルームの屋根材として非常に優秀です。
ただし、このポリカ板も長年(一般的に10〜15年)紫外線にさらされ続けると、徐々に黄色く変色したり、透明感が失われたりする「劣化」が起こります。
こうなると、光を通しにくくなるだけでなく、もろくなって飛散のリスクも高まるため、交換が必要になります。
テラス屋根の交換とは、主にこのポリカ板を新しいものに取り替えることを指すことが多いです。
このような状況から、部分的な補修やクリーニングでは根本的な解決には至らないと判断いたしました。
特にポリカーボネートの変色は、素材自体の化学変化であり、元に戻すことは不可能です。
この状態は、単なる汚れではなく、屋根材であるポリカーボネート板自体の「劣化」が進んでいる証拠です。
ポリカ板の劣化が進むと、今回のように採光性が落ちるだけでなく、ひび割れが発生しやすくなり、そこから雨漏りを起こす危険性が高まります。
また、台風や雹(ひょう)が降った際に、屋根材が割れたり飛散したりするリスクも高まります。
私たちは、この劣化を根本的に解決し、快適性を取り戻すために、「テラス屋根のポリカーボネート板(アクリル板)の全面交換」を提案いたしました。
✅採光性の回復: 高透明度の新しい板材に交換することで、テラスと室内に明るさが戻ります。
✅防水性・安全性向上: 劣化によるひび割れや飛散のリスクを解消します。✅美観と清潔感: 汚れやカビの心配がなくなり、気持ちよくテラスを使っていただけます。
お客様にも劣化の状況と、交換で得られるメリットを丁寧にご説明し、ご納得いただけたため、すぐに工事の手配を進めました。
ここからは、実際に私たちが行ったテラス屋根の交換工事の内容をご紹介します。
まずは、変色したポリカーボネート板を、一枚ずつ慎重に骨組みから取り外していきます。
💡現場での状態と注意喚起:
長年の紫外線にさらされた屋根材は弾力性が失われ、まるで薄いガラスのように大変もろくなっています。
そのため、少し力を加えるだけでひび割れたり、欠けたりしやすい状態でした。
作業中に破片が飛散しないよう、細心の注意を払いながらの作業です。
⚠放っておくリスク:
もしこのままの状態を放置すれば、台風などの強風が吹いた際に、劣化した屋根材が耐えきれずに一部が飛散してしまう危険性があります。
飛散した屋根材は、ご近所様や通行人の方に思わぬ被害を及ぼす可能性があり、非常に危険です。
屋根材をすべて撤去した後は、テラスの金属製の骨組み(フレーム)がむき出しになります。
新しい屋根材を長持ちさせるための大切な工程が、この骨組みの清掃と点検です。
長年の間に付着していたホコリやカビ、サビの汚れを、専用の道具で隅々まで除去していきました。
この骨組みの隙間に汚れが残っていると、新しい屋根材を設置した後に汚れが付き、そこから再び劣化や錆などが発生する原因になってしまいます。
私たちはお客様のテラスを長くきれいに保つため、この見えにくい部分の清掃と、ビスの緩みがないかの点検を徹底的に行い、新しい屋根のための万全の土台を整えました。
いよいよ、高耐候性・高透明度の新しいポリカーボネート板を取り付けていきます。
一枚ずつ、骨組みにぴったりと合うように慎重に位置を調整し、専用の部材でしっかりと固定していきます。
新しい板は、クリアな透明感があり、光をしっかりと通してくれるため、設置を進めていくにつれてテラス全体がパッと明るくなっていくのを実感できました。
このポリカーボネートは紫外線に非常に強く、今回の現場のように数年で黄変してしまうリスクが格段に低い、高品質な素材です。

今回は、日焼けによる変色と劣化が進んでいた明石市のお客様宅のテラス屋根を、新しいポリカーボネート板に全面交換した事例をご紹介しました。
屋根が変色し、暗くなっていた空間が、クリアで明るい、気持ちの良いテラスへと見事に生まれ変わりました。
この変化は見た目だけでなく、採光性や安全性といった機能面でも大きな改善をもたらしています。
テラス屋根の劣化は、普段意識しない場所だからこそ、気づいた時にはかなり進行していることが多いものです。
「なんだかテラスが暗いな…」
「屋根が黄色っぽくなってきた…」
と感じたら、それは交換のサインかもしれません。
劣化を放置すると、雨漏りや屋根材の飛散といった大きなトラブルにつながる前に、「街の屋根やさん明石・神戸店」にご相談ください☺
明石市周辺でテラス屋根の修理・交換をご検討中の方は、現地調査・お見積もり無料で承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください!
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