前回の屋根の板張り〜ルーフィング工程を致しました。
本日は屋根材リッジウェイを取り付けていきます。


屋根の現地調査
外壁の現地調査
足場～高圧洗浄
玄関上屋根問題発生

「リッジウェイ」は、ガラス繊維強化アスファルト屋根材です。この「リッジウェイ」はアスファルトシングルの一種であり、カナダが発祥で、北米では80%以上のシェア率を誇っています。日本でも注目される理由として、価格の安さや施工の手軽さが挙げられます。

「リッジウェイ」のメリットは以下の通りです：

• 建物全体が軽量化され、耐震性が高まるため、地震時の安全性が向上します。また、雨漏りしにくい特性があります。
• 専用のセメントで接着されるため、釘をあまり使用しないので、釘穴からの雨漏りの心配が少ないです。
• 風や衝撃に強く、割れにくい性質があります。

一方、デメリットも考慮すべき点としては以下が一般的に挙げられています。：

• 耐久期間が比較的短い場合がありますので、定期的なメンテナンスが必要です。→製品保証年数が10年ですが十分それ以上持ちます。
• 断熱性能が他の屋根材に比べて低い場合があります。→他の同材料の裏には断熱材を入れている場合がありますが、リッジウェイはその部分を空気層として断熱効果を作っております。
• 表面の石が剥がれてくることがあるため、定期的な点検や補修が必要です。→新品で入荷される際にどうしても石が取れるのは事実です。そのため、メーカーは約25％多めに石を乗せておりますので、葺き替えが終わった後、落ち着くと落ちてくる可能性はほぼ無くなります。つまり、あまりデメリットの無い屋根材と言えます。