
2025.08.17
こんにちは!「街の屋根やさん 明石・神戸店」です🎐今回は、神戸市長田区でご相談いただいた、3階建ての戸建ての台風のような風と大雨後の屋上からの雨漏り修理の様子をご紹介します。台風のような風と大雨後に「天井にシミが・・・」「屋上の排水がうまくいっていない気がする・・・」そんなお悩み…

調査の結果、屋上の鋼板が変形し、シートが浮いていることが判明。さらに、鋼板を固定するビスが外れており、その影響でシートが引っ張られ、亀裂が入っていました。経年劣化に加え、塗料の硬化やひび割れによって柔軟性が失われ、鋼板のゆがみが進行。そこに台風のような強風と豪雨が追い打ちをかけたようです。
お客様ご自身で防水の塗料を塗られたことも、状況をさらに悪化させていました。この塩ビシートの劣化が原因で、雨水が1階の室内まで浸入していることがわかったのです。
前回のブログでは、既存の排水ドレインを取り外し新しい排水ドレンを取り付けました様子をお伝えしました。
今回は、いよいよ新しい塩ビシートを貼り付けていく作業をご紹介します。屋上からの雨漏りを完全に止めるため、ここからが本格的な防水工事の始まりです!
多くのハウスメーカーで採用されている塩ビシート防水は、耐久性が高く、メンテナンスが比較的容易なのが特徴です。一般的に耐用年数は15〜20年とされております。
ケレン作業と清掃: 立ち上がり部分の古い塗膜や汚れ、ゴミなどを丁寧に除去します。下地に凹凸や不純物が残っていると、シートの密着性が低下し、施工不良の原因となります。
絶縁シートの敷設: 下地処理が完了したら、湿気を逃がしたり、既存シートと新設シートとの絶縁する役割を持つ「絶縁シート」を、たるみやシワができないように丁寧に敷き詰めます。これにより、将来的なシートの浮きや膨れを防ぎます。
固定ディスクの設置: 塩ビシートを固定するためのIHディスク(誘導加熱用金具)を、CDくらいの大きさで均一な間隔で設置します。
下地が整ったら、いよいよ新しい塩ビシートを敷いていきます。
シートの敷設: 絶縁シートの上に新しい塩ビシートを敷き込みます。この際もたるみやシワに注意し、防水層が均一になるように調整します。
熱融着による固定: 設置済みのIHディスクに誘導加熱を加え、シートを熱で溶かして強固に接着・固定します。シート同士の接合部も専用の溶剤でしっかりと融着させ、水の浸入を許しません。
塩ビシートの貼り付けが終わったら、さらに防水性を高めるための仕上げ作業を行います。
役物周りの処理: 排水口など、水が排出される「役物」の周りには専用の成型品を使い、不具合が生じないよう慎重に接着します。
末端部の処理: シート同士の継ぎ目や端部は、シール材を使って隙間なく処理します。これにより、雨水の侵入経路を完全にシャットアウトします。
今回ご紹介したように、防水工事は下地処理から仕上げまで、丁寧な作業が欠かせません。もし、屋根やベランダに雨漏りの兆候があれば、ご自身で対処されるのは控えてください。かえって状況を悪化させてしまう可能性があります。
雨漏りは建物の耐久性に関わる大きな問題です。「もしかして雨漏りかも?」と感じたら、迷わず私たちにご相談ください。
街の屋根やさん明石・神戸店は、ご相談・現地調査を無料で行っております。お客様の不安に寄り添い、確実な工事で安心をお届けします。
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